滋賀県高島市の饗庭山法泉寺住職の吉武学です。
人生のお悩みや終活のご相談をはじめ遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
15カ月続けていた毎日コラムも、一か月と少しお休みさせていただきました。
またできる範囲で、毎日を目標にコラムを書いていきたいと思います。
さて、昨日は総務省から委嘱されている行政相談委員の滋賀県全体の委員が集まる会議に出席しました。
行政相談委員とは総務省のHPによれば「総務大臣が委嘱した民間有識者で、全国に約5,000人(各市(区)町村に1人以上)が配置されています。地域における信望の厚い方々が、無報酬で、 国民の皆様から、国の行政活動全般に関する苦情や相談を受け付け、相談者への助言や関係機関に対する改善の申入れなどを行っています。」となっています。
具体的な相談事例から改善されたものとしては、児童手当の現況届の提出を対面でなく郵送でも可とするよう厚労省に通知したり、道路や堤防の補修改修、横断道路付近の照明の設置を自治体に依頼したりなど行政機関に対する要望などがあります。
また、民間事業者に対しても、駅のゴミ箱を外国人でもわかりやすい表記にする協力依頼や、テレビの津波予想の色分け情報を統一してもらうような協力依頼などが行われ実際に改善されています。
私自身も市道沿いの水路が雨天時にあふれて困っているというご相談を受け、市役所の土木課にお話に行ったところ、指導の土砂を嵩増しする工事が実施ました。
定期的な相談会は市役所や公民館など公共施設を中心に毎月実施しています。
また4カ月に一度は、市役所、県土木事務所、司法書士・行政書士・税理士の方にも来ていただき「行政なんでも相談所」として幅広く相談を受け付けています。
最近は相続登記の義務化があったため、「相続の相談で」「土地が先祖の名義のままになっている」という件が多く寄せられました。
高島市では6月、10月、2月に「行政なんでも相談所」を開設予定で、6月は以下のとおりとなっています。
日時:令和6年6月21日(金) (受付)午後0時30分~午後3時30分、(相談時間)午後1時30分~午後4時
会場:高島市観光物産プラザ
相談機関:高島市役所、県土木事務所、司法書士・行政書士
ちなみに司法書士の枠は人気ですので、受付直後に相談枠がすぐにいっぱいになってしまいます。
ご希望の方は受付開始直後にまずは受付だけ済まされることをおススメします。