滋賀県高島市の饗庭山法泉寺住職の吉武学です。
人生のお悩みや終活のご相談をはじめ遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
千葉の幕張に来ています。
公務系職場の職員組合(労働組合)の団体である自治労の「じちろう全国共済集会」に滋賀県のメンバーの一人として出席しています。
住職や行政書士の資格に隠れがちですが、私、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格も持っていて、保険見直しや教育資金、老後資金の相談に応えています。
FPの資格を取ろうとしたのは、公務員時代にCFPの中島智美さんに出会ったからです。
中島さんに補償相談をしてもらい、お金の仕組みを色々と教えてもらいました。
・中島智美FP事務所ホームページ
それから別の機会に自治労共済の集会で瀬戸家みのりさんと出会い、さらに学びのためのモチベーションが上がり、資格取得を通じてお金のことをもっと学ぼうと考え、在職中に勉強してFP2級とAFP資格を取得しました。
・FPハーベストホームページ(瀬戸家みのり)
公務員を退職して独立開業を考えた時、真っ先に考えた職業はFPです。
中島さんや瀬戸家さんに憧れて同じようにできれば、と考えたのですが、なかなか商品作りや安定的に売上を上げていくイメージが浮かばず、行政書士を取ってこちらをメインとしました。
ただ、開業して最初に開催したセミナーは「子育てママのためのハッピーマネー講座」というFP分野のものです。
今見返すと、ひたすら説明しまくるため、PowerPointのスライド枚数がすごいことになっていました。
このあたりは私も説明を尽くすという公務員のクセが抜けていない気がします。
独立後、半年くらい経って、以前の職員組合の繋がりから自治労滋賀県本部とFPの業務委託契約を結びました。
主に自治労共済の商品に加入してもらうための推進を図って、セミナーや相談会に対応しています。
また、自治労共済への加入推進の会議に定期的に出ていますが、メンバーの多くが公務員のためか、商品の説明に終始するところが多いように感じます。
「これがおトクですよ!」「この商品がいいですよ!」で商品が買ってもらえることはありません。
対象者が商品が気になって自ら「買わせてください(加入させてください)」というくらいでないと難しいでしょう。
この方法でないなら、古典的な保険営業の方法のように、対象者のところに足繁く通って、義理人情を感じてもらって商品のことがよく分からないけれども入ってもらう形になるでしょう。
さらに近年の若手職員は、保証よりも投資に対しても興味があるので、セミナー内容に投資要素がある商品についての説明をもっと盛り込んだり、NISAやiDeCoの話を入れたりすることを提案しています。
説明よりも危機感に訴えかける説明方法について、メンバーは興味を示してはくれますが、投資による損失のリスクなどを非常に気にします。
また、そもそも助け合いから始まった共済制度なのだから、売り込んだり煽ったりするような提案は良くない、と言われる方もいます。
ただターゲットとする層のメンバーからは提案に対して非常に共感を得ています。
私が提案することについて賛否両論あっていいと思います。
今は公務員の立場を離れているのですから、公務員のメンバーと異なる意見を出すのが私の価値だと思います。
全国規模の大会だと、全国を股に活動しているFPの方のお話が聞けます。
今回もお客様に対する認識がそもそも間違っていたと気づかされる話がありました。
学びを深めて、お客様に知識を元に価値を伝えていきたいと思います。