空気を読まない時代

滋賀県高島市饗庭山法泉寺住職の吉武学です。
人生のお悩み終活のご相談をはじめ遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。

土日とも他寺の法要があって出仕しました。
私以外のお坊さんは全員マスクをしていて、「あれ?何か申しあわせでもあったかな?」と思いましたが、各々の判断とのことでした。
日曜午後に電車に乗って出かけたのですが、電車の中のマスク率は半分くらい。
まだまだみんながマスクを外すのは先のようです。
マスクをしっかり密着させて着ければ、一般的な気管支系の病原菌を止める効果はあるでしょうし、自分が咳が出るときに飛沫を飛ばさないためには良いと思います。
ただ、たいていの人は何となく着けているか、人に指さされたくないから空気を読んで着けているのではないでしょうか?
ウチの長男は空気を読まない(読めない?)タイプです。
地域のゴミ拾いに出たときにコンビニ周りでタバコの吸い殻が沢山落ちていたので、コンビニに入って、店員に「こんなにお店の周りに捨てられてるよ」と言いに行ったそうです。
一緒にゴミ拾いした友達や大人は、捨てたわけではない店員に言いに行くことに目を丸くしたそうです。
長男がしたことは別に間違っていないけど、たいていの人がやらないことではあるでしょう。
ただ親としては自分で考えて行動したことを尊重したいと思ってます。
私たちの年齢以上なら、行動する前にまず周りの様子を見るように教えられてきました。
ただもう今は、周りの様子を見て、周りに合わせておけば少なくとも損はしない、という時代ではなくなったと感じます。
子供たちが大きくなる頃にはさらに時代が変化しているでしょうし、私達世代のアドバイスが役に立たなくなっていると思います。
正解のない環境で、自分で考えて、試行錯誤して、自分なりの答えを出していくことになるでしょう。
長男にはここまで来れば、我が道を突き抜けていく存在になってほしいと思います。